みんなRCAに行ったことがあるかな?バンコクの中心部から東へ延びるペッブリー通りと、
それに平行して走るラマ9世通りを結ぶ長さ1km弱の通りがロイヤル・シティー・アベニュー
(その頭文字をとってRCA)である。今、バンコクのハイティーンの間で、なぜかブレイクして
いるこの通りに今月は足を向けてみた。
ところで、RCAって?
このRCAは、今から5年ほど前、ペッブリー通り地区の再開発によって生まれた通りで、
当時この辺りは映画のオープン・セットのようで、通りの北側の建物の裏あたりは何もない
原っぱが広がっていた。都心からさほど離れていない地乗りの良さを生かして、新しい商業
エリアとして注目を集め始めた。特に、夜はタイの芸能人たちがこぞってパブをオープンさせ、
また芸能人たちの社交場的な通りになったおかげで、20代の若者を中心にブレイクした。
ところが、しだい麻薬やケンカの噂が絶えない地域としてマスコミが取り上げ始め、更に
97年の通貨危機によってその隆盛は一気にしぼんでしまった。
しかし、今年に入ってRCAがかつての勢いを取り戻し始めて来たのである。RCAという特徴
を最大に生かした野外ディスコ的なパブが誕生し始めたのだ。(RCAは私有地内にある通りな
ので、公道ではないぶん割と自由が利くのである。)しかも、今度は中高生を中心にブレイクし、
女の子たちは露出度の高い服を着て通りを濶歩しているというではないか。かつて、『唄って踊
れるフォトグラファー』を自負していた私としては、行かない手はない。
昼間のRCA。RCAプラザでは映画やボーリングなども楽しめる
す、すごい。すごすぎる!
最近、ディスコに行くことがてんでなくなった私であるが(やっぱ歳かなあ〜)、RCA情報につい
ては、私のバンコクでの知人、「閑話休題四方山噺」というサイトを主宰しているひるねさんからよく
聞いていた。実は彼はRCAにはよく行くらしい。
まいける(以下ま):最近RCAがすごいんだって?
ひるねさん(以下ひ):そうそう。特に週末の盛り上がりはすごいよ。僕なんか歳感じ
ちゃって、
入り込めない雰囲気があるよ。
ま:どういう風にすごいの?
ひ:とにかく、あのパワーに圧倒されちゃう。行ってみればわかるよ。
ま:女の子のカワイイ娘が集まるとか。
ひ:もう、あれはロリータの世界だよね。いいんか、あんたらそんなか
っこして、こんなところに来てって。はよ家に帰って宿題せい!
って感じですよ。
モーガンの店頭。まさに若者の渦で、野外でも息苦しいくらい。
というわけでとある週末の夜、カメラ片手にRCAに行ってみた。すると、すごい。確かにすごい。通り
に5件ほどのディスコ風のパブが並んでいる辺りに行ってみたのだが、それぞれの店が店頭に折りた
たみのテーブル・セットを配置して通りを埋め尽くし、そこには若者の渦。それぞれの店が大音響で空
に向って音楽を流し、みんな思い思いに踊り狂う。お客も店のボーイもみんな汗だくだけれども、すごく
爽快な笑顔を見せている。ひるねさんが言っていたように、女の子の露出度も高い。でも、星空の下、
開放的な気分で踊れるんだから露出度も高くなるのがわかる気もする。そうか、もしかしてRCAの魅
力はこの開放感ではないだろうか。そんなことを思いながらRCAの夜は更けていくのであった。