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| なぜ私が生き残れたのか？ |
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４０万円から始めた株式投資。最初は比較的順調で全勝とはいかないもののトータルではプラスだったのと同時に毎月コツコツと安月給から生活費を切りつめながら投資していきました。しかし、そんな状況も長くは続かず日本株は下がりはじめてしまいアメリカの同時多発テロがありそのあたりで底打ちかと思ったのですが更に下がってしまいプラスだった株の時価総額がマイナスに転じ日経平均が底を打つあたりではマイナス３００万を超していになっていました。その間にも「もう底だろう」と思い買いを入れていたのですが更に株価は下がってしまいました。
ナンピンするのにも資金がなくもうやめて現金化してしまい株はやらないようにしようとも考えたのですが、もともと私は金持ちでもなく（今でも金持ちではないですが）ゼロからのスタートだったので負けず嫌いの私としては最後まで戦おうと決意し保有株を担保に入れ手持ちの現金も担保に入れ信用取引をする事に決めました。危険な賭けとはわかってはいましたし友人（株仲間）にはもうやめろとはいわれましたが０からのスタートなので失敗しても０になるだけだと危険な賭けにでました。
幸い私が狙いを付けていた株はその後急騰しマイナス分を取り戻すどころか儲けることができました。全体的に底を打って上昇しだしたので保有株も回復し一気にプラス圏にはいり安心したものでした。
その事に気をよくした私は「自分は上手い」「もっと儲けてやろう」と思いまたまた大きな賭けに出ました。ところが世の中甘くはなく株価は急落し結局損切りし儲けの半分以上を失ってしまうことになりました。
大損したのを経験に如何に損しないかということを自分なりに勉強することになり良い経験になりました。
どんな有名投資家でも一度は必ず「もうここまでか」と思うような経験をしているそうです。当然、私など所詮素人ですからそのような経験を何度もしているわけです。
いろいろ勉強して自分なりに工夫して取引をしています。現在では長期、中期、短期、スイング、デイトレと自分なりに分けて投資しています。外国株にも大変興味があり一部を流したりしてなんとか今に至るのです。
いろいろと苦労もあり良い思いも悪い思いも沢山しました。しかし株をやめなかったのにはなにか魅力があるのでしょう。ただの病気かもしれませんが・・・。
何度か真剣に仕事を辞めて株取引だけで生計をたてようかと考えたことがありますが勇気がなく現在でも仕事を辞めていません。相場というのには波があり調子が悪くなるとホントにダメなんです。そんな時は安い給料でも安定した収入があって良かったと感じるものです。
・株の負けは株で取り返せ。
・１円でも儲かれば勝ち。
・どんなに辛くても現実を受け止める。
・日々の勉強を怠らない。
・情報収集はマメに。
ということが大切だと思います。 |
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